戸建て風呂無し便所無し

不便なくらいが丁度いい事もある

突然の訪問者🐈‍⬛

2019年12月31日。

前日に年内の仕事を終えて、今日は朝からノンビリ酒でも…とはいかず、母親に言われるまま正月の準備をしていた昼過ぎ。

ふと外を見るとまだ若いように見える黒猫が小雪が降る中を歩いていた。

都会のようにやれ保健所だの地域猫だのという習慣もルールも浸透していない田舎なので野良猫は然程珍しくも無いのだが…

ちょっと気になった。

「黒猫かぁ、寒そうだな。」

試しに外へ。

台所から煮干しを数匹持って。

逃げるでもなく威嚇するでもなく、コチラの様子を見ている。

 

煮干し投入、食べる。

再び投入、また食べる。

寒い、やっぱ戻ろう。

持ってきた煮干しをそこらにばら撒いて家へ戻る。

居間から様子を見るとあっという間に食べ終わり、雨宿りするように勝手口の前に座った。

実際の画像

首輪は無く、見たところメスのような顔立ち。

今日は特に予定も無いし、ちょっと暇つぶしに寒さ避けでも用意してやろう。

 

といってもリンゴ箱にタオルをカーテン代わりにした即席の小屋。

実にお粗末だが、私が準備してる間は数メートル離れて様子を見ていて、家に入るとすぐに箱の周りを嗅ぎながらウロウロ。

そしてすんなり中へ😶

妙に人慣れしてるね?

ひょっとして飼い猫?

脱走して帰り道分からなくなった?

 

年越しの準備に追われ、気づくと箱の中には猫は居らず、でも何となくまた来るような気がしてたまたま作っていたブリ大根を皿に入れて置いておいた。

 

そして翌朝、

2020年元旦を迎えた。